借金の返済と時効
借金を確実に返済するために
キャッシング会社などからお金を借りながら、何らかの理由で、お金を返しきれなくなる人がいます。しかし、お金を借りた以上は、必ず返済しなければいけません。
キャッシングは借金であるという気構えを持って、責任感を持って返済に取り組みましょう。理想をいえば、借り入れ時に、無理なく返済できる金額を見きわめることです。返済が難しそうなら、そもそも借りいれはしないことです。返済プランを立てて、毎月の返済金額を把握し、自分の収入内でお金が返せるかを事前に判断しましょう。
最近は、キャッシングを利用する時のシミュレーションサイトがキャッシング会社のホームページや、キャッシングの比較サイトにあります。借入額や、金利をフォームに入力すれば、返済金額が表示されるというものです。具体的な返済金額を目の当たりにしたほうが、借金をするという自覚も出るものです。
シミュレーションサイトなら、返済回数を変えてみたり、借入金額を変えるなど条件を変えて、借入額を検討することができます。
いよいよ独力ではどうしようもなくなったら、早めにしかるべき相手、機関などに相談することです。
手おくれになる前に行動することで、借金返済の手段が見えてくることもあります。
借金には時効があります
お金を借りたら返すのは当たり前の事ですが、それでも借金を抱えて返せずに右往左往する人もいないわけではありません。払うあてもないから何とかなくなってしまわないだろうかと思う時には時効に目を向けてみましょう。
個人に借りたのか、それとも貸金業者から借りたのかによっても時効が適用される年月は変わるのですが、前者は10年、後者は5年の経過で借金の債権が消滅します。
ただし時間の経過を待つだけではいけません。消滅時効の援用をして債権が消滅したのだと貸主に伝える必要があります。条件もあります。借金をしているものの、返済をしていない状態を継続し、その存在を認めていないことです。
例えば貸主が全額は無理なら1000円や2000円など小額でもいいから返してくれといわれてそれに応じた場合は借金の存在を認めたことになるので、援用ができなくなる可能性があります。
また、業者等から内容証明郵便で借金の返済の催告をされたりすると、期間が6ヶ月延長されます。援用をするには期間が過ぎていないと出来ませんので、無用なトラブルや分からないままに行うより法律家など専門家に頼って作業を行う方がいいでしょう。
手順もきちんと正しく行って、時効を適用できるようにしていって下さい。
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Last update:2024/10/28
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